2017.5子連れハワイ旅行記~ラグーンタワーのOFを予約!HGVCの基本をおさらいします。
年が明けて次のハワイ旅行が「来年」から「今年」になりました♪
飛行機については、すでに往復ともにANAのビジネスクラスを確保してあることは前にお伝えしました。
そんな中、今年の宿泊先も無事に確保できました~
もちろん、子連れには便利なヒルトン・グランド・バケーション・クラブ(HGVC)を押さえたのですが、なんと今年はラグーンタワーのオーシャンフロント(OF)です!( *´艸`)
お部屋の設備や眺望なんかは実際に行ってからレポートしようと思いますが、まずはラグーンタワーのOFがどういうものかということを、HGVCの基本的なところと一緒におさらいしてみようと思います。
<もくじ>
ヒルトン・グランド・バケーション・クラブ(HGVC)について
そもそもHGVCってなに?
HGVCというのは、ホテルで有名なヒルトンが運営する貸別荘のようなものです。貸別荘とちょっと違うのは、1年を52週に分けて、部屋毎に1週間単位で販売しているため、「オーナー」になることができるところです。そのため、
「私は8月第3週の●●タワーの××というカテゴリーの部屋のオーナーよ!」
とか
「僕は、週は決まってないけど、△△タワーの□□というカテゴリーの部屋を優先して利用できるオーナーだよ」
となるわけです。
どこにあるの?
ヒルトングループの本拠地であるアメリカが中心で、公式ページによると2014年2月時点で58か所あるようです。
ハワイだと、オアフ島のヒルトンハワイアンビレッジ内に3つのタワー(グランドワイキキアン、ラグーンタワー、カリアタワー)があって、4つ目となるグランドアイランダーが2017年3月にオープンします。ハワイ島にもキングスランドとコハラスイーツという2つがあります。
ハワイ以外だと、基本的にアメリカ本土が多いのですが、面白いところではイタリアとか
スコットランドとか
もあるみたいですね。
HTママが使ったことがあるのはオアフ島のカリアタワーとラグーンタワーだけですが、どちらもコンドミニアムタイプで、1ベッドルーム以上の部屋を選べばベッドルームと別にリビングルームがあるので、子供を先に寝かせたい子連れにはとても使い勝手が良かったです。
どうやったら泊まれるの?
さて、そんなHGVCですが、オーナーになれば当然利用できます。でも、いきなり買うのは不安ですし、そんなに使うかどうかもわかりませんよね?大丈夫です!ちゃんとオーナーじゃなくても利用する方法はあります!
一番手っ取り早いのは、ホテルズドットコムやエクスペディアやブッキングドットコムなどのホテル予約サイトを利用する方法です。グランドワイキキアンやカリアタワーやラグーンタワーといった、オアフ島のHGVCがホテル扱いで普通に予約できるようになっています。HTママも一度カリアタワーをエクスペディアで利用したことがありますが、なんか普通に予約できて、普通に利用できました(笑 しかも、そのときは「ホテル扱い」だからなのか、ベッドメイクも毎日やってくれました。その分チップが必要ですけどね・・・
ただ、ホテル予約サイトだと結局「ホテル」として予約することになるので、若干高いです。もちろん、同じような広さの部屋を他のホテルで予約するよりははるかに安いのですが、ただでさえ高いハワイのホテル代、少しでも安いほうがいいですよね?そういう時はHGVCなどのタイムシェアのレンタルを仲介してくれるサイトを利用するといいと思います。
HTママの場合は「タイムシェアハワイ」というサイトを利用させていただくことが多いです。ワイキキのリゾートだとこちらです。ヒルトン以外にも結構あるんですね。
会員登録が必要ですが、比較的見やすくまとまっていますし、手数料を払えばエスクローサービス(仲介業者が利用代金を預かってくれて、無事に利用できたら代金をオーナーに渡してくれる制度です)もやってくれますので安心です。
さらに、海外のレンタルサイトもありますので、英語力に自信があればそちらを利用してもいいと思います。当然、HTママは使ったことがありません(笑
あとは、面白いところだと、ヤフオクなどでレンタルを募集しているケースもあります。レンタルサイトだと、登録したはいいけど全然応募がないので放置している、というケースもありますが、ヤフオクなんかだとずっと出品しっぱなしというわけにはいかないですし、質問がくることもあるからでしょうか、割と連絡がつく印象です。
HGVCのレンタルについてはこちら↓にももう少し詳しく書いてあります。
レンタルの際に気を付けることは?
おそらく一番メジャーなのは、レンタルサイトでよさそうな募集をみつけて応募する、という方法だと思います。実際、HTママも何回か利用させてもらっています。
HTママはある程度HGVCのシステムを理解しているので、割とスムーズに話が進みますが、オーナーさんからは「システムを理解していない人からの応募が多くて困っているんです」と聞いたことがあります。
そこで、「せっかくだからハワイのHGVCをレンタルしてみよう!」と思う人のために、「これくらいは理解しておいた方がレンタルもスムーズですよ!」というポイントをまとめてみました。
土曜日IN、OUTが基本
HGVCは土曜日にチェックインして、翌週の土曜日にチェックアウトするのが基本です。レンタルもだいたい1週間単位になります。これは、HGVCがタイムシェアとして1週間単位で利用権を売っているからですね。
ただし、次に書くように、オーナーさんには「その人が所有している部屋を1週間利用できるだけのポイントが付与される」という仕組みになっているので、そのポイントでほかのリゾートを予約すれば、1週間単位でなくても予約できることになります。
それでも、オーナーさんからすれば細切れに貸すよりも一気に貸した方が楽ですから、借りる側も注意書きなんかで「減泊可能」となっているとき以外は「基本は1週間単位」と考えておいた方がいいと思います。
そうすると、
「5泊しかしないのに1週間借りるなんて無駄だなぁ」
と思う人もいるかもしれませんが、意外とそうでもありません。
HGVCはチェックインが16時からになっているのですが、日本から到着する飛行機のほとんどは早朝か午前中に到着することになります。そうすると、早ければお昼前にはHGVCに到着してしまいますが、当日からの宿泊だとまだ部屋が準備できていないことになります。これに対し、前日から借りておけば、お昼前に到着してもすでに部屋は準備できていますので、すぐに部屋に入れることになります。到着日はなんだかんだで疲れていますから、こういう使い方はアリではないでしょうか。
同じことが出発日にも言えますよね。HGVCは12時チェックアウトですが、飛行機が夕方便だったりすると、荷造りをしてチェックアウトしてからまた荷物を預けて、ということをしなければなりません。でも、1日多く借りておけば、12時にチェックアウトする必要もありません。ゆっくりどこかでランチして、戻ってきてから荷造りをしてチェックアウトして、そのまま空港に、ということができます。
部屋のグレードによって付与されるポイント(=泊まるのに必要なポイント)が異なる
HGVCは、毎年オーナーさん「その人が所有している部屋を1週間利用できるだけのポイントが付与される」という仕組みになっています。ですから、ステューディオ(2人部屋)よりも1ベッドルーム、1ベッドルームより2ベッドルームというように、部屋が広くなると、もらえるポイントが増えます。同じように、眺望によっても変わってきます。
この「毎年付与されるポイント」を全部使うと、オーナーさんが所有している部屋を1週間ちょうど利用できることになりますので、「より良い部屋への変更はできない」ということになります*1。
ですので、例えば「カリアタワーのマウンテンビューの1ベッドルームを2017/1/21~28で貸しますよ」と言っているオーナーさんに「オーシャンビューの2ベッドルームになりませんか?」と聞くと、オーナーさんも困ってしまうわけです。
固定週とフロートがある
オーナーさんが持っているHGVCの権利には、ある特定の週を固定で利用できる固定週のものと、週を決めずに利用する週を自分で決めて予約するフロートがあります。
一見、利用週が縛られないフロートの方がいいように思えますが、実際には使いたい週に予約が取れるかどうかは早い者勝ちになってしまいます。
フロートにはプラチナシーズンとゴールドシーズンがある
フロートにも2種類あって、プラチナシーズンとゴールドシーズンという2つです。簡単に言えば、ゴールドシーズンのほうが人気がない週ということになっています(笑
ただ、ゴールドシーズンはあまりなくて、19週~22週(だいたいGWの翌週からの4週間です)と、36週~41週(9月上旬から10月上旬まで)となります。これを見てもわかると思いますが、HGVCは全世界で販売しているので、日本人としてはありがたいことに、9月のシルバーウィークはゴールドシーズンとなります。まぁ買わないなら関係ないかもしれませんけど(笑
ホーム予約とクラブ予約がある
最後になりますが、HGVCの予約にはホーム予約とクラブ予約があります(あと、オープン予約というのもありますが、直近の予約しか取れないですし、オーナーしか使えないようなのでここでは触れません)。
- ホーム予約:オーナーさんが所有しているタイプの部屋・シーズンであれば、1年前から9カ月前まで優先的に予約ができる
- クラブ予約:オーナーさんが所有していないタイプの部屋・別のシーズンについては9カ月前から予約ができる
ですので、「ラグーンタワーの1ベッドルームのオーシャンビューでプラチナシーズン」というオーナーさんが、プラチナシーズンの「ラグーンタワーの1ベッドルームのオーシャンビュー」を予約したければ1年前から予約できるということになります。
逆に、同じオーナーさんがゴールドシーズンの「カリアタワーの1ベッドルームのオーシャンビュー」という別のタイプ・シーズンの部屋を予約しようとすると、9カ月前まで待たなければなりません。
このように、「ホーム予約はクラブ予約より3カ月早く予約できる」ということになります。同じタイプの部屋でも、ホーム予約の方がより上層階にしてもらえるようなので、9カ月以上先の日程でレンタルを募集しているオーナーさんから借りる方が上層階にしてもらいやすいと思います。
結局買う方がいいの?借りれば十分なの?
これは難しい問題ですよね。HTママも行くたびに「何度も来たいし、毎回レンタルできるかどうかわからないし、買っちゃおうか!」とテンションが上がりますが、息子が小学校に入ると行けるかわからないのでそこで冷静になります(笑
逆に、お子さんがいらっしゃらなくて、仕事もわりと自由になるよ、という人は買っちゃってもいいのかもしれませんね。そんな人がこのブログ読んでいるとは思えませんが(笑
ラグーンタワーのOFについて
さて、今回HTママ家が確保できたラグーンタワーのオーシャンフロントについてです。詳しいことはまた実際に泊まってから書こうと思います。
オーシャンフロントってどのへん?
ラグーンタワーの一番海寄りの部屋になります。このあたりですね。
各フロアに2部屋しかなくて、リビングから正面に海が見えるロケーションになります。前には一切建物がないので、解放感はかなりあるんでしょうね~。ちょうど公式ページに写真がありました。
これは楽しみ~♪
間取りは?
間取りは2ベッドルームなので寝室2つとリビングダイニングキッチンです。リビングダイニングも広いですね~。
ベッドルームの脇にそれぞれバスがあるので、複数家族で一緒に使ってもいいかもしれませんね。
レンタル相場は?
HTママも楽しみで仕方ないラグーンタワーのオーシャンフロントですが、レンタル相場はどの程度でしょうか。
これはやはり時期によって変動します。ここで確認すると、高い時期(夏休みのど真ん中、クリスマスシーズン、年末年始など)だと40万以上ということもあるようです。ただ、それ以外のシーズンだと概ね30万以下ですね。実際、HTママが借りた時もそれくらいでした。
7泊で30万以下ということですから、1泊4万円前後ということになりますね。もちろん、HGVCではなく、ホテルのグレードを下げればもっと安く済ませることはできると思いますが、我が家の場合、下のような方法で航空券をタダにしていますので、これくらいの贅沢は許されるかな~、と思っています(笑
それに、いくらなんでも家族3人で7泊するツアーが一人10万円で済む*2とは思えません。往復ビジネスクラスならなおさらです。そう考えると、これでも十分安いですよね?十分安いのにリビングがあるような部屋に泊まれるんですから文句はありません!
というわけで、HGVCのおさらいとラグーンタワーのオーシャンフロントについてでした。HGVCをレンタルしようという人の参考になればうれしいです☆マハロ!
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