ハワイでレンタカーを借りたい!でもどの会社を選べばいいの?
「ハワイでレンタカーを借りたい」と思ったら
ハワイに初めて行く人はともかく、二度目三度目ともなってくるとだんだん慣れてきて、オプショナルツアーだけでは満足できなくなってくると思います。「あそこにも行ってみたい!」「ツアーに縛られずに行きたい!」となったときに強い味方なのが現地のレンタカーです。
今回は、「ハワイでレンタカーを借りたい」と思ったときに、どういう基準でどう決めればいいのか、を教えます!
ちなみに、我が家は今回のハワイ旅行でもレンタカーを借りようと思っていますので、どういうことを考えてレンタカーを決めたのか、も合わせて解説しちゃいます。
なお、我が家の滞在条件は・・・
- ヒルトングランドバケーションクラブ(HGVC)に泊まる
- 4歳児(男子・活発)がいる
- 夫婦ともに普段はあまり運転しない
- ずっと借りるのではなく、到着後から数日分だけ(理由は後ほど)
となっていますので、近い条件の方には参考になりやすいと思います♪
<もくじ>
基礎情報
まず、ハワイのレンタカー事情について簡単に確認です。
会社の選択肢は多い!
ハワイはイメージどおり、海辺のドライブがとてもきもちいい場所ですから、レンタカーはとっても発達しています。会社はニッポンレンタカーのような日系から、ダラー、アラモ、ハーツ、ナショナルといった米系、さらにはローカルの会社まで多数あります!
しかも、大手のレンタカー会社であればほとんどの会社で日本語予約が可能になっています。上で出てきた米系の会社も全部(ナショナルはニッポンレンタカーが窓口になっているます)日本語で予約が可能です!
国際免許は必要ない!けど、年齢制限には注意が必要です!
海外で運転しようと思ったときに真っ先に思い浮かぶのが、「免許は・・・?」ということだと思います。
でも大丈夫!ハワイでは日本の免許証があれば問題なく運転できます!レンタカーでも、ハワイの営業所で日本の免許証を出せば大丈夫ですよ。
ただ、日本だと18歳でも自動車免許を取れますが、これだとハワイではレンタカーは借りられません。実は、ハワイでは21歳からしかレンタカーを借りられないんです。しかも、21~24歳は保険料が高くなるため、レンタカーの料金もトータルで高くなってしまいます。この点は要注意です。
交通マナーも良好! ただ、道路は場所によっては傷んでます
さらにありがたいことに、ハワイは皆さんおおらかなのか、運転マナーがとてもいいです。歩行者にも優しいですし、荒っぽい運転をする人はあまり見かけません。よっぽど関西のほうが運転が荒っぽい気がします(笑 もちろん、左ハンドルに右側通行ですから、慣れは必要です。特に交差点を曲がった時や駐車場から出るときなんかは間違いやすいです。歩行者のほうに気を取られて、ついついいつものクセが出ちゃうんでしょうね。
一方、道路の整備具合は日本とはちょっと違います。中心部はやはりキレイに整備されていますが、ちょっと郊外に出ると日本との差は歴然としています。まだ幹線道路はマシですが、一本中に入ると、ただアスファルトがひかれているという程度で、白線もなく路肩あたりはボロボロだったりします。農道をイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません(Googleストリートビューで見るのが一番早いと思いますが(笑 )。
考えるべきポイント
ハワイはレンタカー会社がたくさんあって、日本の免許で運転できて、交通マナーもいい、となるとレンタカーでドライブしたくなりますよね?
ではレンタカーを借りる際にどういうことを考えればいいのでしょうか。
街中で借りるか空港で借りるか
シンプルに考えると、到着した日から帰る日までずっと借りたままでいるなら、当然空港で借りて返すのがベストです。
ただ、「空港」と一言で言っても、空港のすぐそばのこともあれば、空港から送迎ワゴンで行かなければならない場合もあります。※ときどき営業所が移転するので、直前で確認したほうがいいと思います。
たとえば、ナショナル、バジェット、エイビスあたりは、立体駐車場を抜けた先に営業所があるので、空港の出口からそのまま歩いて自動車を借りにいくことができます。
これに対し、ハーツ、ダラーあたりは徒歩では厳しい距離なので、通常は送迎のバンに乗って営業所に連れて行ってもらうことになります。
営業所まで送迎となると面倒そうにも思いますが、その分徒歩は少なくて済みますので一長一短といったところでしょうか。荷物が多くてさらに小さい子供までいるようなら、送迎があって歩く必要がない会社を選んだほうがいいかもしれませんね。
一方、旅行中ずっと使わないのであれば、空港ではなく街中で借りる、という選択肢もアリだと思います。市内にもたくさんのレンタカー屋さんがありますので。
それに、空港で借りて空港で返すとなると、その分だけ費用がかさみますし(※ただし、5~7日は同じ料金、という設定になっている会社も多いので、そのあたりは実際に借りる日数をいろいろと調べてみてください)、その間の駐車場代金もバカになりません。ましてや、バレーパーキングだったりすると、出し入れのたびにチップが必要になりますので、そのあたりも気になるところです。
さらに、空港で借りて街中で返す、という考え方もありますが、この場合は乗り捨て料金がかかる場合がありますので、そのあたりはちゃんと確認する必要がありますね。
借りる車のサイズはどうするか
どこで借りるか決めたら今度はどのサイズの車を借りるか決めないといけません。
これは割と簡単で、「空港で借りるなら荷物を基準に、街中で借りるなら乗る人数を基準に」決めればいいと思います。
たとえば、いわゆるコンパクトサイズやミッドサイズと呼ばれている車種だと、人数は4人まで乗れますが、載せられるスーツケースは2つ程度が限度です。そうすると、全員がスーツケースを持っている状態だと4人分の荷物が載らないことになりますので、もっと大きな車種(ミニバンやSUVタイプですね。フルサイズでもスーツケース4つは厳しいかもしれません)を選ぶ必要があります。
さらに、買い物をたくさんしたり大きな荷物を運ぶ予定(ゴルフバッグとか)があるならそれも考えて車種を決めないといけませんので、このあたりはそれぞれの旅行中の予定をちゃんと確認しておかないといけませんね。
チャイルドシートは?
当然ながら、ハワイでもチャイルドシートやジュニアシート(背もたれのある補助座席)・ブースターシート(座面を上げるだけの補助座席)は必要です。ご自宅でも使われている方ならわかると思いますが、だいたい3歳くらいまではチャイルドシートで、3歳前後からはジュニアシート・ブースターシートで大丈夫だと思います。ブースターシートはちゃんと座れないといけないので、4歳くらいからのほうが無難かもしれませんね。
レンタカー会社でもこれらはレンタルできますが、別途料金がかかることが多いです(ブースターシートは無料のところも多いです)。しかも、チャイルドシートだとすっぽり包まれる関係でちょっと衛生面が気になるところです。
もしそういうところが気になるのであれば、空港で借りるのは諦めて、一度ウォルマートなどでチャイルドシートやジュニアシートを買ったうえで、街中で車を借りることになりますね。空港で借りてウォルマートなどに直行、というのも考えられますが、万が一の時に後悔したくないですからね・・・
期間はどうするか
借りる場所も車種も決まったらあとはどれくらいの期間借りるかです。
空港で借りて、滞在中ずっとあちこち動き回ることが前提なら到着から出発までずっと借りていればいいと思います。入国審査やバゲッジクレームで時間がかかりますので、到着予定時間に1時間程度足した時間からレンタルの予約を入れておけばいいでしょう。
逆に、滞在中の特定の日だけ遠出することにして、あとはホテル周辺で過ごそう、と思っているならその期間だけで十分ですね。特に、ワイキキの中心部ではホテル以外の駐車場がほとんどありませんので、街中をブラブラしたい場合には車は邪魔にしかなりません。
一点、気をつけなければいけないのが、レンタカーは24時間単位でしか借りられない、というところです。
たとえば、月曜日の10時半に空港に到着して、12時からレンタル開始したとします。帰国が金曜日の17時の便で帰るとしても金曜日の12時までに返却しなければ、さらに24時間分借りなければならないということです。
予約はどこですべきか
これはもう絶対に日本で事前に手配していくべきだと思います!
直接現地でも借りられないことはないと思いますが、GWや夏休みなど、利用者が多い時期だと希望する車種や期間が確保できるかどうか心配ですし、実際にレンタルするまでに時間もかかってしまいます。
あとはどこのサイトで予約すればいいかですが、各社の公式ページから申し込んでもいいと思います。でも、HTママ家のようにマイルを貯めて海外旅行に行っている場合、できればマイルが貯まるところがいいな、と思います(笑
そういう場合、本来ハピタスで探してマイルにしていくのですが、最近はハピタスでは海外レンタカーの広告があまり出てきません。そういうときはANAマイレージモールなど、経由するだけでマイルが貯まるページを利用するといいと思います。
HTママ家の決断は?
さて、それではHTママ家の決断です。
まず「到着後に使いたい」という希望があるので、とりあえず空港で借りることを前提に考えました。営業所の場所についてはそこまで重視しませんでした。歩いていけるところには待ち時間が少ないというメリットがありますし、送迎のところは歩く距離が短くて済むというメリットがあります。ウチの息子はもう4歳半ですので、多少歩いても大丈夫ですし(お子さんが小さくて長い距離歩くのはしんどいな、というご家庭は送迎があるところのほうがいいかもしれませんね。)。
期間ですが、前半の元気があるうち(?)にノースショアやワイケレなど、車が必要なところに集中的に行くことにして、後半はヒルトンやワイキキ周辺で過ごそうかな、という話になりましたので、2~3日あればOKということにしました。そのほうが費用も節約できますし、帰りの空港まではタクシーで行っても35ドル前後。車を返す手間や駐車場代を考えるとそのほうがよさそうです。
あとは、返却場所ですが、車を返すとそこから部屋までは歩きかタクシーになるので、できればHGVCに近いところがよさそうです。
これらを総合すると、ダラーレンタカーが「空港から借りられる(送迎あり)」「ワイキキ営業所はHGVCから近い」ということでよさそうだな、という結論になりました。
ところが、いざ予約しようとすると
「別の営業所に返すと乗り捨て料金が発生することがあります」
という非常に気になる一文が。。。
念のため、日本のコールセンターに確認してみると、
「あ、空港で借りてワイキキで返すと50ドルとTAXですね。逆だと75ドルとTAXです」
という困った情報が・・・
せっかく期間を短くしても50ドル以上余計にかかってしまうのでは意味がないし、かといって、期間を延ばせばそれだけ駐車場料金がかかってしまう・・・
そこで再検討。
調べていくうちに、ヒルトンの敷地内にナショナルレンタカーという会社の営業所があり、ヒルトンの中で借りられることがわかりました。
ハワイ人気おすすめ営業所-National(ナショナル) ヒルトンハワイアンビレッジ | H.I.S.海外レンタカー
ヒルトンから出発してヒルトンに戻ってくればいいので「これはいいな」と思ったのですが、ちょっとお高め。
ひとまずナショナルレンタカーは保留してさらに探しているうちに、「ホノルルオートレンタル」という会社を見つけました。完全に現地の会社ですが、なんと経営者は日本人だそうです。もちろん、日本から予約が可能で、メールのやり取りは完全に日本語でOKです。空港だけでなくワイキキにも営業所があり、空港で借りてワイキキで返す場合の乗り捨て料金も25ドルと良心的でした。
しかも、ワイキキエリアの送迎が無料で、営業所はHGVCからもそれほど遠くありませんでした。
旦那さんとも話し合った結果、
- 一度HGVCに行った方が、荷物を持ち歩かなくて済むので楽だろう
- 空港着いていきなり運転はちょっと心配
- 昼過ぎに借りて48時間後に返せば、3日目の朝ごはんもちょっと遠出できる
- みんな大手で借りるので、ブログのネタにちょうどいい(笑
ということで、我が家はホノルルオートレンタルさんにお世話になることにしました!マイルは貯められませんでしたが、ANAマイレージモールを経由してダラーとかで借りても追加でもらえるのは300マイル程度ですし、裏ワザのおかげで毎月4万マイル近く入ってきている我が家ではそれほど重要なマイル数でもないかな、と思って決めました。
まとめ
- ハワイでのレンタカーは21歳以上なら日本の免許でOK
- 借りる目的や旅程を考えて、借りる場所や期間や車種を決めよう
- 予約は絶対に日本でしていこう!
我が家の2017ハワイ旅行はもう目の前です!実際、現地でホノルルオートレンタルさんを利用した結果はまた改めて書きますね☆マハロ!
使ってみました~↓